睡眠不足が生産性に与える影響を調査してみた
データで見る睡眠の重要性と
睡眠の質を低下させる要因
こんにちは。
PSYLINKSのだいきです。
今日は、快眠のための方法ではなく
寝不足が日中の生産性や健康に
どれだけ悪影響を及ぼすかを
調べた研究の結果をご紹介します。
なので、
今すぐに快眠のための方法を
知りたいという人にとっては
一見、面白くない話かもしれません。
ですが、今回の研究結果を見ると
とても興味深いことが分かります。
例えば、しっかり眠れている人と
慢性的な睡眠不足な人とを比べると、
生産性が半分以下になる
という事を知っていましたか?
今日、お話するテーマは
直接的な勉強のノウハウ
というわけではありませんが、
これを知っているかいないかで
・睡眠の重要性を冷や汗が出るほど
実感して、睡眠をしっかりとるという
望ましい習慣が身に付けやすくなる
・なぜ、頭のいい人ほど
しっかりと休息をとるのかを
科学的見地に基づいて知ることができる
・しっかりと寝ることにしよう
→次の日、勉強がとても捗る!という
好循環を努力せずに身に付けられる
といったあなたの生産性を
最短最速で高められるようになります。
それとも、
このままこのページを閉じて
・「寝ずに頑張るのが美徳」という
何の根拠もない根性論にしがみついて
心も体もボロボロになりながら
結果の望めない勉強を続ける
・いくら頑張っても試験に
受かる気がしないように感じる
・様々なストレスが蓄積して
家族や友人、恋人などに
ついつい八つ当たりをしてしまう
といった事態を引き起こしますか?
もしもあなたが、
結果の出る勉強法を身に付けて
公私ともに充実した生活を
手に入れたいと思うなら、
今日の話は、数か月後・数年後に
「読んでおいてよかった!」と
心から思えるような内容になるはずです。
是非、楽しみながら最後まで
読んでいってください。
事務職のビジネスマンを
対象にした睡眠調査
では、前置きは抜きにして
早速本題に入っていきましょう。
睡眠評価研究機構代表の
白川修一郎医学博士によると
睡眠の質が悪いビジネスマンは、
充分な睡眠をとっている人に比べて
・会社の病欠が1.9倍
・精神的な不健康感が5倍
・職業活動性の低下が2.4倍
・人間関係の悪化率が2.5倍
という調査結果があるのです。
つまり、睡眠不足の人は
・会社を病気で休む確率が1.9倍
・気分の落ち込みやすさが5倍
・仕事の生産性が42%減少
・対人関係のトラブルが2.5倍
というリスクを抱えるという
事になってしまうのです。
睡眠不足を誘発する
主な原因をまとめてみた
また白川博士は、その著書の中で
睡眠の質に悪影響を及ぼす原因
についても言及しています。
それによると、
睡眠の質が低下する割合が
・独身だと1.6倍
・中程度の精神的ストレスで2.5倍
・強いストレスにさらされると5.6倍
・仕事に満足感がないと1.6倍
・寝室の環境が悪いと1.6倍
と、これだけ睡眠の質が下がる
という研究結果が挙げられています。
こうしてみると、特に
中~強程度のストレスを抱えることが
これだけ睡眠の質を低下させるという
結果に驚くばかりです。
睡眠不足のデメリットと
睡眠の質を低下させる要因
では、ここまでの話で
再度知っておきたいことを
まとめましょう。
☆一定以上のストレスを抱えると、
睡眠の質が著しく低下する
☆睡眠の質が低下すると
健康・仕事・人間関係といった
あらゆる面で悪影響を及ぼす
という事が、科学的な研究によって
明らかにされているのです。
冒頭にもお話した通り
今回は直接、睡眠の質を改善する
ノウハウといった内容ではありません。
ですが、
このように客観的な数字で
睡眠不足の影響などを見ることで、
改めて、睡眠の質の重要性に
気が付けたのではないでしょうか?
ちなみに、これらのデータは
白川修一郎著
ビジネスパーソンのための快眠読本
という書籍を参考に
させていただきました。
このように、私が発信する情報は
出来るだけ科学的見地に基づいた
信頼性の高い情報に絞っているので、
エビデンス(証拠)に基づいた
睡眠の科学を知りたい方は
是非、当ブログの他の記事も
読んでいただけたらと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。