睡眠が90分周期というのは「嘘」でした…
睡眠が90分周期は嘘!?
こんにちは。
PSYLINKSのだいきです。
今日は睡眠の質を良くしたいと
ネットで調べていたら必ず見る言葉
「レム睡眠」「ノンレム睡眠」
についてお話していきます。
そもそもレム睡眠、ノンレム睡眠って
なに?と思った人は安心してください。
この後、しっかりと丁寧に
説明していきます。
それよりも問題なのが
「ああ、それね。もう知ってるよ」
と思ったそこのあなた!
本当にレム睡眠、ノンレム睡眠の
特徴を理解していますか?
例えば、睡眠の質は90分周期で
交代していくとか思ってませんか?
残念、それは間違いです。
レム睡眠、ノンレム睡眠の周期が
90分だと思っていた人は
今すぐにこの記事を最後まで読んで
認識を改める必要がありますね。
そんなわけで今日は
睡眠の質に焦点を当てて
お話をしていこうと思います。
睡眠の質は2種類
レム睡眠とノンレム睡眠
まずは、睡眠の質を語るときに
必ず出てくる2つの単語について
説明しましょう。
それは、
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」
という言葉です。
ちなみに
レム睡眠のレムとはREM。
Rapid eye movement の略で、
睡眠中に目が小刻みに高速で動いている
ことから命名されました。
さて、この2つの特徴について
あまり専門的なことを話しても
つまらないだけだと思うので
ざっくりとイメージだけお伝えします。
レム睡眠の特徴
・眠りが浅い状態
・脳が活発に動いている
・夢を見ていることが多い
・記憶を固定しようとしている
ノンレム睡眠の特徴
・眠りが深い状態
・脳も体も休息している
・ストレス解消
・各種ホルモンを分泌している
・居眠りのほとんどがこちらに該当
睡眠中は基本的に
この2つの状態を行き来している
ということが分かっています。
例えば、寝起きに頭が
ボーっとしているときって
ありますよね。
これは、ノンレム睡眠で
脳が熟睡しているときに
無理に目覚めたことが原因なんです。
休息していた状態から
急に動き出すとめまいを起こすのと
同じ原理なわけです。
だから、目を覚ますときには
出来るだけ眠りの浅い状態。
つまり、レム睡眠時に起床すると
スッキリとした目覚めを
味わうことが出来ます。
とはいっても、眠っているときに
「あ、レム睡眠だから起きるなら今!」
なんて分かるはずがないですよね。
そこで、睡眠中のどのタイミングで
レム睡眠が訪れるのかを
知っておく必要があるのです。
レム睡眠、ノンレム睡眠の
周期を知ろう!
”一般的”には、
このレム睡眠とノンレム睡眠が
90分周期で入れ替わっていると
言われています。
睡眠の質について調べると、
ネットでも本でも人に聞いても
まるで口をそろえたかのように
同じ答えが返ってきます。
恐らくあなたを含めて
ほとんどの人が眠りの深さは
90分周期で入れ替わると
思っていることでしょう。
だからこそ私は
この記事を書きました。
「レム睡眠とノンレム睡眠の周期は
90分ではない。」と伝えるために!!
このように言うと、
「そんな馬鹿な!」と思うかもしれません。
ですが、近年の睡眠学研究によって
レム・ノンレム睡眠の周期は
「人によって異なる」ことが
分かってきているのです。
確かに平均的には
約90分周期なのかもしれません。
しかし、個人差によって
80分周期の人もいれば
110分周期の人もいるのです。
参考文献
・快眠のための朝の習慣・夜の習慣
・一流の睡眠
つまり、以前このブログで紹介した
適正睡眠時間と同様に、
一般論に惑わされず
「自分にとって最適な睡眠サイクル」を
検証することが必要なのです。
自分の睡眠周期を知る
では、実際に
自分の睡眠周期を知るには
どのような方法があるでしょうか?
寝ている間の自分の状態を
自分で確認するのは不可能です。
そこでおすすめなのが、
アプリやウェアラブルといった
自分の睡眠状態を記録してくれる
ツールを使うことです。
例えば、今からネットで
「睡眠周期 アプリ」と
検索してみて下さい。
そこには、
レム睡眠のタイミングを狙って
起こしてくれるアラームなるものが
たくさん紹介されています。
(ちなみに私は、
Sleep Meister-睡眠サイクルアラーム-
というアプリを使っています。)
このようなツールを使って
自分の睡眠周期を把握し、
その周期の倍数の時間で
起床するようにすれば
いつでもすっきりとした目覚めを
手に入れることが出来ます。
是非、「あなた」に最適な
睡眠サイクルを検証してみて下さい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。