天才の脳を自分にインストールする方法
心理学で証明された「天才」の自己暗示
こんにちは。
PSYLINKSのだいきです。
あなたは普段、テストの直前に
どんな勉強をしているでしょうか?
今までやってきた勉強の復習を
しているのでしょうか?
それともテストに集中するために
深呼吸などで心を落ち着かせている
という場合もあるかもしれません。
しかし、テスト本番で
100%の力を発揮している人は、
共通して「ある行動」をしているのです。
そこで今日は、テストの成績に直結する
ノーベル経済学賞を受賞した心理学者
ダニエル・カーネマンの理論
をご紹介します。
この方法を使えば、試験の緊張で
プレッシャーを感じることも無くなり
本番に強いセルフイメージを
手に入れることが出来るようになります。
さらに、試験前にあることをするだけで
テストの成績が向上することが
科学的に証明されているのも
この方法の特徴です。
せっかく一生懸命勉強していたのなら
その力を最大限に発揮したいですよね。
そのための方法をこれから
お話していくので、
・テストの成績を上げたい
・本番に弱い自分を変えたい
・「天才」の頭脳をインストールしたい
という人は、必見の内容になっています。
心理学が明らかにした
正しいテスト前の過ごし方をどうぞ
最後まで読んでみてください。
「ピザ」と10回言ってください
あなたも子供の頃、同じ言葉を
繰り返し言わせた後に
それと似た言葉で引っ掛けをする
言葉遊びをしたことがあると思います。
例えば、ピザと10回言ってもらった後に
肘(ひじ)を指さして「ここは?」と聞くと
思わず「ヒザ」と言ってしまうあの現象です。
単なる言葉遊びですが、
実はこの現象には「プライミング効果」
と呼ばれる理論が背景にはあります。
プライミング効果とは、
ノーベル経済学賞を受賞した心理学者
ダニエル・カーネマンが、その著書である
「ファスト&スロー」の中で紹介した理論です。
その内容は、
「観念によって人の行動が変わる」
というものです。
もう少し簡単に言うと、
「外部の情報に引っ張られて
その後の意思決定や行動が変化する」
ということですね。
ここで少し実験をしてみましょう。
「今から動物の名前を10個
口に出してみてください」
10個を口に出し終わったら、
以下の質問に答えてください。
「スピードの速いものを1つ挙げてください」
恐らくあなたは、
「チーター」や「馬」といった
答えを出したのではないでしょうか?
しかし、実際の質問では
なにもスピードの速い”動物”とは
一言も言っていません。
なので、例えば「光」とか「新幹線」
といったものも答えになりえるのです。
にもかかわらず、何故あなたが
スピードの速い”動物”を
答えてしまったのか?
それは、事前に動物の名前を10個
口に出していたことで、
あなたの思考が”動物”という情報に
引っ張られてしまったからなのです。
これがプライミング効果の一例になります。
「天才」を自己暗示する
では、この効果を逆の視点で
利用してみてはどうでしょう?
つまり、自分は頭が良いという
自己暗示をかけることで
実際にテストの成績を向上させる。
これがプライミング効果を利用した
頭が良くなる自己暗示のやり方です。
やり方はさっきの動物の実験と
何も変わりません。
テスト直前に、
「あなたが思う、頭の良いものを
10個思い浮かべる」だけです。
例えば、
・大学教授
・頭が切れるアニメのキャラクター
・100点
・頭の良い同級生
・憧れの先輩
・クイズ番組に優勝した芸能人
etc…
など、人によって思い浮かべるものは
「あなたが頭の良いと思うもの」
であれば何でもOKです。
このように、頭のよい対象を
思い浮かべるだけで
自分の頭もいつも以上にフル回転する
ことが研究でも明らかになっています。
普段の勉強でも活用できる!
また、このプライミング効果は
テスト前だけではなく
普段の勉強にも活用できます。
あなたが勉強を始める前に
頭の良いものを10個思い浮かべると
より集中力や記憶力を発揮して
勉強に取り組めるようになります。
例えば、英語を勉強するときには
英語がペラペラな人を想像する。
数学を勉強するときには、
あなたが思う天才数学者を想像する。
このように勉強の種類によって
よりあなたの好ましいイメージを
思い浮かべることで、格段に勉強が
捗るようになるのです。
僕の場合は、勉強をする前に
よく「勉強法」に関しての本を
いくつか読み漁ることが多いです。
それによって、勉強をするという
情報が頭に入ってくるので、
自然と勉強に集中できるようになります。
あなたの知力を高める「キーワード」を探そう
ここまで話を読んでくれたあなたなら
プライミング効果の有用性は
しっかりと認識できたことでしょう。
あとは、実際にこの方法を
普段の勉強に活かすだけですね。
そこで、今から
「あなたにとって頭が良いもの」を
10個ほど想像してみてください。
そして、それを紙やスマホに書き出して
勉強をするときやテスト前に
いつでも見返せるようにしておきましょう。
そうすることで、あなたはいつでも
先ほど思い描いた”頭の良いもの”を
自分の中にインストールすることが
出来るようになります。
あなたの勉強効率を高めて
テストで100%の実力を発揮する
「プライミング効果」の使い方。
是非、今日から実践してみてください!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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